人工妊娠中絶
人工妊娠中絶
妊娠後、さまざまな事情により、どうしても中絶しなければならない場合、母体保護法により人工妊娠中絶を選択することができます。
母体への負担、そして心の負担を少しでも早く軽減するためにも、中絶をお考えの方はなるべく早くご相談ください。
初期中絶手術では、一般的に「掻把法」か「吸引法」という方法が選択されます。
この吸引法のうち、特に子宮や身体への負担が少なく、WHO(世界保健機構)にも推奨されているのが「MVA法(手動真空吸引法)」です。
プラスチック製のやわらかいカニューレを使用するため、痛みが少なく、また子宮を傷つけるリスクが低いと言われています。従来の方法に比べて手術時間が短いのも特徴です。
また、日本では静脈麻酔下の手術がほとんどですが、欧米では局所麻酔(+座薬鎮痛薬)での手術が主流です。
静脈麻酔には一定のリスクが伴い、麻酔が覚めるのに時間も要します。
当院では早く帰宅できる局所麻酔+座薬鎮痛薬での手術、または、眠れる静脈麻酔+座薬鎮痛薬のどちらかをお選びいただけます。
通常、手術時間自体は5-10分程度、術後30分程度で経過診察し出血など異常がなければ帰宅していただきます。また、翌日、1週間後の経過診察には必ず受診していただきます。
項目 | 料金 |
---|---|
初診診察料(自費) | 11,000円 |
血液検査 | 11,000円 |
静脈麻酔料 | 33,000円 |
手術費用(術後診察込) | 154,000円 |